文化財復旧に25万ドル 気仙沼、NYの財団が拠出

 【共同】歴史的建築物などの保存活動を行う米国の非営利団体「ワールド・モニュメント財団」(ニューヨーク)は7日、東日本大震災で損壊した宮城県気仙沼市の文化財復旧のため、地元の団体に25万ドル(約2400万円)を拠出すると発表した。

 財団によると、対象は「気仙沼風待ち復興検討会」。同会は昨年5月に住民や有識者が設立し、気仙沼市と協力して、津波被害に遭った酒造会社「男山本店」の店舗などの国登録有形文化財の再建に取り組んでいる。

 財団は「慣れ親しんだ街並みを復興させることでみんなが元気になり、地域社会の復興にもつながるだろう」と話している。

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