14年は80億ルーブル ロシア、北方領土周辺開発に

 【共同】北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州のホロシャビン知事は24日、今年の北方領土を含むクリール諸島(千島列島)の開発に約80億ルーブル(約240億円)を投じると述べた。タス通信が伝えた。

 知事は北方領土での対象事業として、択捉島の新空港や内岡(ロシア名キトブイ)湾の港湾の建設、国後島での風力発電所建設や古釜布(同ユジノクリーリスク)と別飛(同レイドボ)での水道、道路整備などを挙げた。

 北方領土のインフラ開発はロシア政府の「クリール諸島社会経済発展計画」に基づき、地方予算から42億ルーブル、連邦予算から36億ルーブルを支出する。

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