ノバルティス事件で追起訴 データ改ざん、捜査終結

 【共同】ノバルティスファーマの降圧剤ディオバンの臨床研究データ改ざん事件で、京都府立医大の研究チームが発表した論文に虚偽の数値による図表を掲載させたとして、東京地検特捜部は22日、薬事法違反(誇大広告)の罪で元社員白橋伸雄容疑者(63)と法人としての同社を追起訴した。一連の捜査を終えたとみられる。

 特捜部は、論文を活用してディオバンの売り上げを伸ばしたい会社の意向を酌んでデータを改ざんしたとみているが、関係者によると、白橋被告は「改ざんしていない」と否認している。

 ノ社は同日、「あらためて深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る