政策指針の修正の是非を議論 FOMC1日目始まる

 【共同】米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)が16日午前、首都ワシントンの連邦準備制度理事会(FRB)本部で始まった。会合は17日までの2日間の予定。事実上のゼロ金利政策について、量的金融緩和が終了後も「相当の期間」にわたって続けるとしている政策運営指針の修正の是非などが議論されるとみられる。

 当面の政策運営については、米経済の回復が進んでいることを確認した上で、量的金融緩和に伴う毎月の資産購入額をさらに100億ドル減らして150億ドルとすることを決める見通し。10月会合での購入終了に一段と近づく。

 今回は参加者による経済や政策の見通しも公表される。2017年の予想が初めて示される見通しで、利上げ時期の予想とともに市場の関心を集めそうだ。

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