3カ国からの全渡航者調査 エボラ対策でCDC

 【共同】疾病対策センター(CDC)は22日、エボラ出血熱が流行する西アフリカの3カ国からの全渡航者について、3週間にわたって健康状態に異常がないか追跡調査すると発表した。

 渡航者の滞在が多いニューヨークやメリーランドなど6州で地元保健当局と協力し、来週から実施する。入国時に米国での滞在先や家族や友人などの名前、連絡先などを確認。渡航者は体温を測るなどして体調に変化がないか当局に毎日報告するよう求める。報告を怠ると当局者が捜し出し、体調を確認する。

 CDCのフリーデン所長は「出国時や入国時の監視強化に加え、米国を守るための新たな策だ」と話した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る