核小型化「技術ある」 米司令官、北朝鮮に警戒

 【共同】在韓米軍のスカパロッティ司令官(陸軍大将)は24日、ワシントン近郊の国防総省で記者会見し、北朝鮮の核兵器開発について「(弾道ミサイルに搭載できるよう)小型化する技術を持っていると信じている」と指摘。北朝鮮の核の脅威に対する強い警戒感を示した。

 米韓両政府は23日、有事作戦統制権を米軍主導の米韓連合軍から韓国軍に移管する時期について、期限を明示せずに延期することで合意したばかり。北朝鮮の核開発の進展が今回の合意の背景にある。

 ただ、国防総省のカービー報道官は24日の記者会見で「大陸間弾道ミサイル(ICBM)に核兵器を搭載する能力があるとは言っていない」と述べ、核の小型化は実証されていないとの米政府の立場を強調した。

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