地方での活動拡大を エボラ出血熱で安保理要請

 【共同】国連安全保障理事会は21日、エボラ出血熱への対応に関する会合を開催し、西アフリカの感染国でのエボラ緊急対応支援団(UNMEER)の活動を、首都から離れた地方にも拡大するよう、潘基文事務総長に要請する議長声明を発表した。11月の議長国オーストラリアのビショップ外相が読み上げた。

 一方、UNMEERのバンベリー代表は映像を通じて会合に参加。新たに感染拡大が懸念されているマリへの展開を直ちに開始するよう、潘氏から指示を受けたと明らかにした。

 事務総長特使を務めるナバロ氏は、会合出席に先立ち、遺体を介して感染が拡大しないよう、埋葬が安全に行われる割合を12月上旬までに70%にするとの国連目標は「ほとんどの地域で達成したとみられる」と記者団に述べた。

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