富士機工子会社が設備増強〜ケンタッキー工場に1410万ドル投資

 富士機工(静岡県)の米子会社ダグラス・オートテック(Douglas Autotech、ミシガン州)はこのほど、ケンタッキー州のホプキンスビル工場に1410万ドルの投資を行うと発表した。安全性と効率を高めるのが狙い。また今後3年間に全米従業員の30%を超える115人を同地域で新たに雇用する。

 サプライヤービジネスによると、ダグラスは今回の投資に関連して、州経済開発金融局から300万ドルの税優遇を受ける。ホプキンスビル工場は1995年開所、敷地面積11万6000平方フィートの施設に230人以上が勤務する。同社はミシガン州にも工場がある。

 ケンタッキーでは現在、自動車製造部門の就労人口が約8万5000人。過去5年間で350の事業が新たに始まり、関連投資は総額45億ドルを超え、2万人の雇用が生まれている。

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