後発薬の使用割合80%に 厚労省、目標引き上げへ

 【共同】厚生労働省は22日、価格の安いジェネリック医薬品(後発薬)の使用割合を80%に引き上げる新たな目標を設ける方針を固めた。達成時期は2020年度としたい考えだが、財務省は17年度内を求めており、調整を続ける。新目標は6月末にまとめる政府の経済財政運営の指針「骨太方針」に盛り込まれる見通しだ。

 13年9月時点での使用割合は46.9%。現在の目標である「17年度末までに60%以上」は達成のめどが立ったことから、使用促進策をさらに強化し、60%達成を16年度末に1年前倒しすることも検討している。

 後発薬の使用が80%になると、数千億円規模の歳出削減効果があると見込まれ、財務省や経済財政諮問会議の民間議員が実現を求めている。

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