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判定ミスの問題が取りざたされる中、決勝の主審を任されたのが、世界最優秀審判員の称号を4年連続で受けたイタリアのピエルルイジ・コリーナ氏(42)だ。
28日に、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が「判定に電子機器の導入はしない」と、あくまで人間の判断に委ねる姿勢を打ち出したばかり。決勝は、ブラジルとドイツのW杯初対決だけでなく、審判団の力量が試される点でも注目の一戦となった。
しかし、コリーナ氏に気負いはない。「審判は試合に参加するが、勝利もせず得点もしない。決勝を任されることこそが、最高の栄誉。誇りに思っている」
今大会の印象的な試合に、決勝トーナメント1回戦の日本―トルコ戦を挙げた。「試合後の感情を共有できるのは審判の大きな喜びだが、この試合は特別だった。終了時の長い沈黙の後の、大きな拍手。最高(の雰囲気)だった。一生忘れられない」。決勝でも、好ゲームの再現を目指す。
「試合までに、できるだけのことをする。チーム戦術を把握し、展開を読めるようにしたい」と話すコリーナ氏。最高の舞台を控え「私の心は自由だ」と、短い言葉に公平な判定への決意を込めた。
( 共同 )
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