フォード「フォーカス」、12年の販売台数が世界一に

 フォードは9日、同社の小型車「フォーカス」の2012年の世界販売台数が100万台を超え、乗用車販売で世界一になったと発表した。AP通信が伝えた。

 フォードが引用した自動車情報RLポークの集計によると、フォーカスは2年連続でトヨタの小型車「カローラ」を上回った。3位以下は、フォードのピックアップ・トラック「Fシリーズ」、上汽通用五菱(SGMW)のミニバン「五菱之光(Wuling Zhiguang)」、トヨタの中型車「カムリ」と続いた。

 フォーカスの最大市場は中国で、販売の4分の1以上を占める。第2の市場は米国だった。

 ただ、ポークは販売台数を車のネームプレート別に集計しているため、例えばカローラでもバージョンによって名称が違えば別の車として計算される。トヨタによると、「マトリックス」ハッチバックなどいくつかあるバージョンを総合すれば、カローラはフォーカスを18万6000台上回るという。

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