NY株反落、48ドル安 国際的緊張を意識
- 2014年7月21日
- アメリカ発ニュース
【共同】週明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、ウクライナや中東をめぐる国際的な緊張の高まりでリスク回避売りが優勢となり、前週末比48.45ドル安の1万7051.73ドルと反落して取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は7.45ポイント安の4424.70。
ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロシア制裁強化の動きが、世界経済に悪影響を与えるとの懸念が広がった。パレスチナ自治区ガザでの戦闘激化も投資家心理を冷やした。
ダウは一時約125ドル安となり、節目の1万7000ドルを割り込んだ。その後は今週発表がピークを迎える米主要企業の決算で好業績が相次ぐとの見立てから買い戻しが入り、下げ幅は縮小した。
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