NY株反落、48ドル安 国際的緊張を意識

 【共同】週明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、ウクライナや中東をめぐる国際的な緊張の高まりでリスク回避売りが優勢となり、前週末比48.45ドル安の1万7051.73ドルと反落して取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は7.45ポイント安の4424.70。

 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロシア制裁強化の動きが、世界経済に悪影響を与えるとの懸念が広がった。パレスチナ自治区ガザでの戦闘激化も投資家心理を冷やした。

 ダウは一時約125ドル安となり、節目の1万7000ドルを割り込んだ。その後は今週発表がピークを迎える米主要企業の決算で好業績が相次ぐとの見立てから買い戻しが入り、下げ幅は縮小した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る