ジャンボ主翼断面を展示 8月1日から千葉の航空博物館

 【共同】「ジャンボ」の愛称で親しまれた大型旅客機ボーイング747の主翼の一部が、千葉県芝山町の航空科学博物館で8月1日から常設展示される。

 博物館によると展示されるのは、主翼の先端から胴体に向かって約2メートルで切断した翼端部と、主翼の中央を2メートル幅で切断した中間部分の二つ。断面を見て、内部構造や揚力を確保するフラップ(高揚力装置)との接続部分を確認しやすくした。翼端部には、洋上飛行時などに地上の管制との通信に使用する長さ約2.5メートルの短波アンテナもある。

 展示品は、約40年間飛行し、昨年解体された747の主翼の一部を博物館が購入したもので、担当者は「主翼の断面の展示は珍しい」と話している。

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