米軍要員、21日間観察 西アフリカから帰任後

 【共同】ヘーゲル国防長官は29日、ワシントンで開かれたフォーラムに出席し、西アフリカでエボラ出血熱対策活動に従事する米軍要員に関し、帰任後、ウイルスの潜伏期間とされる21日間は軍の管理下で健康状態を観察することを決めたと明らかにした。

 国防総省のウォーレン報道部長は29日の記者会見で、米軍はこれまでリベリアに1104人、セネガルには121人を派遣したと説明。米軍は西アフリカに最大4000人を投入する支援策を公表している。

 ヘーゲル氏は28日、軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長から経過観察に関する提言を受け、29日に計画に署名した。同省によると、既に派遣を終えた42人がイタリア北部の米軍基地で観察措置を受けている。

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