開催都市に種目提案権 五輪改革案、12月に審議

 【共同】国際オリンピック委員会(IOC)は18日、バッハ会長が進める中長期改革「五輪アジェンダ2020」の40項目の提案を発表し、実施競技の選定では28の夏季五輪競技枠の撤廃や、開催都市が希望する複数の種目実施を提案できる項目を盛り込んだ。

 12月の臨時総会で提案が承認されれば、2020年東京五輪で野球とソフトボールなどが追加される可能性も出てきた。

 バッハ会長は「これまで28競技の上限は確たる理由もなく、形式的な数字だった。今後は種目に重点を置く考え方にシフトし、柔軟な改革を目指す」と説明。東京五輪での野球とソフトボールや空手の追加については「まだ個別の議論に入るのは時期尚早」とした。

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