アエレオが経営破綻 番組配信、著作権侵害で

 【共同】インターネットを利用して地上波のテレビ番組を配信する米国の新興企業アエレオが20日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請して経営破綻した。アエレオが利用者に向けて21日に発表した。

 無許可で、対価も支払わないアエレオの仕組みが認められれば、テレビ局の収益基盤を揺るがしかねないだけに、業界が行方を注目。連邦最高裁は6月、米大手テレビ各局の提訴を受けて著作権侵害に当たるとの判断を下していた。

 連邦破産裁判所に提出された資料によると、アエレオは破綻手続きに必要な十数人を残し、残る従業員を12日に解雇した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る