フェデラル・モーグル〜ミシガンの技術センターを拡張

 フェデラル・モーグル(Federal-Mogul)は、900万ドルを投じてミシガン州プリマスにあるエンジン関連部品の技術センターを拡張する。クレインズ・デトロイト・ビジネスが伝えた。

 サプライヤービジネスによると、センター拡張に伴い、同社はオハイオやミシガンの他地区にある3つの施設から合計140人を移転させる。総面積8万8000平方フィートのセンターは、12万平方フィートに拡張される見込み。工事は2015年半ばに始まり、従業員の移転は2016年第1四半期に始まる予定。

 フェデラル・モーグルは、エンジン関連部品部門とブレーキやワイパー、アフターマーケットなどの保安部品部門の分離を含む事業再編を進めている。両部門の分離は遅れているが、15年末までには実施が見込まれる。14年にはミシガン州サウスフィールドの本社を数マイル離れた市内の別の場所に移した。

 14年決算は赤字を計上したものの安定した黒字への回復を目指しており、15年第1四半期は増収を記録した。

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